男性の更年期障害
更年期障害というと女性に問題のように思われがちですが、男性に も更年期障害に似た症状はみられます。 症状は、疲れやすい、朝起きても体がだるい､頭が重い、めまいがする､ 何もしていないのに体の節々が痛い、不安やあせりがつのる､イライラ する。 突然起こるこの様な変調は､女性の更年期症状とよくにています。 男性も、年齢が増すにつれて男性ホルモンの分泌量は徐々に 減少 し、特に４０〜５０歳代には社会的責任が重くなり、ストレスが増大する など外的な要因も加わって、ホルモンのバランスが崩れて心身の不調 につながると考えられています。 たとえ更年期障害に似た症状が出たとしても、深刻になる必要はありま せん。 日常生活で十分な休養をとって、上手にストレスを回避しましょう。 中高年にさしかかり、今までのようにスタミナが続かない、疲れやすい といったことが続くと「若いころは、こんなではなかったのに」と落ち込ん でしまいがちです。 しかし中高年は、いわば人生の転換期。 若い頃のように突っ走るより、若い人にはない経験と知識、成熟味を身 につけているのですから、もう少しゆったりとした生活ペースにかえては 如何ですか。 |
